コーポラティブハウス

 

 

所在地

神戸市中央区北野町

計画概要

敷地面積 : 526.89㎡

建築面積 : 309.91㎡

延床面積 : 1096.88㎡

構造規模 : 鉄筋コンクリート造4階建

概要

計画地は神戸北野町の異人館街の一画。

三宮駅から13分、新神戸駅から5分と、主要ターミナル駅徒歩圏に位置しながら、数分で六甲山の渓谷に行け、関西空港までの海を望む事ができる眺望を持つ、環境と利便性が両立した非常に良好な住宅地である。

しかし、敷地の持つ諸条件から事業化が困難で、被災後何年も放置されている状況であった。そこでこの地にコーポラティブハウスを計画する事で、地域の持っている優れた住環境に寄与し、個々のライフスタイルにあった独自の住居を取得することとなった。

住宅の基本的性能を確保した上で、土地のポテンシャルを最大限活かすよう工夫した。土地形状的に日影規制が厳しく、これをクリアした上で建物のボリュームを最大限確保する為に勾配屋根とした。勾配屋根には年月と共に建物に風格を与えるよう、天然石スレートをうろこ状に葺き、この屋根が建物の外観を特徴づけている。敷地形状が特殊なため、相当複雑に折り重なる屋根形状となったが、建物を分節化し、建物全体のボリューム感を低減することで、北野の地域が持つ北野らしい雰囲気に調和するように配慮している。塗壁調の外壁には、ロートアルミに手摺を設置し、北野独自のエキゾチックな雰囲気を演出した。コーポラティブハウスの特徴である多種多様な間取りから生まれる開口部のバリエーションも建物外観に変化を与え、全体の統一感と多様性のバランスを確保している。

4階には六甲山・神戸市内を一望できる共用テラスを設けており、テラスを通して、入居者間の健全なコミュニティーが育まれる事を期待している。

KANSAI優良団地賞 「KANSAI 優良団地賞」(住宅金融公庫)受賞

インテリア事例

LDK

狭小地に建てられたコーポラティブハウス
織り上げ天井部分に間接照明を仕込み、天井を照らすことで、部屋全体を明るく見せるよう計画されたリビングルーム
濃いめの塗装でまとめたシックな和室コーナー、和室下部は引出になっており、意匠と機能性を両立している
コーポラティブハウスだからSOHO計画にも臨機応変に対応可能
住戸の仕上げは天然素材だけを用いたアレルギーの出にくい住まい
神戸の街並みを一望できるオリエンタルテイストなすまい
作品を並べられるように壁の意匠をこだわったギャラリーの様な廊下
壁の一部をモザイクガラスにすることで、室内の雰囲気を感じられる寝室
廊下の壁一面に収納を配することで、物があふれないスッキリした住宅に、収納のドアはガラス貼りにすることで奥行感を演出
一部の部屋の仕上げカラーを変更することも、自由設計だから可能

より詳しくお知りになりたい方は…
AMBIENTE KITANO KOBE KITANO COOPERATIVEHOUSE 神戸北野コーポラティブハウス

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