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アンドホーム 表紙

&home vol.5

双葉社
2005年5月

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アンビエンテ北野
にお住まいの
植村さんのお部屋が
紹介されています。

多国籍なインテリアとグリーンがバランス良く配置されている。夜には間接照明が室内をソフトに照らし、落ち着いた雰囲気に。

「大好きなインテリアが見渡せるキッチンにしたい」と、オーダーメイドキッチンを得意とする「WISH」へ依頼したUさん。いろいろなショップで買い集めた雑貨やグリーンなど、お気に入りだけをディスプレイし、洋書の1ページのようなLDKにまとめています。キッチンからリビングが見渡せるように、と対面型キッチンを採用しましたが、リビングからはキッチンが見えないようにカウンターを高めに設定。ニュートラルな雰囲気と、頑丈でメンテナンスが楽な点が気に入り、外壁ブロックという素材を用いました。
勝手口から入る風で、水まわりはいつでも乾いて清潔です。床材は、あたたかみのある質感にこだわって幅広の杉を使いました。木材には、Uさん自身がワックスをペイント。夫妻で塗装教室に通ったほどのこだわりぶり。また、LDKの光が入る麻のカーテンは、気に入ったものがなかったので奥さまが手作りしたそうです。素材にこだわり、好きなものだけを集めたこだわりのキッチンが完成しました。

勝手口からの風で、洗ったキッチングッズはつるしておけばすぐ乾く。カウンター下に店舗用の細い蛍光管を付け、手元を明るくする工夫も。

「ロジェール」社のステンレス製コンロに合わせてトップはメタリックカラーで統一。コンロ上下に調理器具を、引き出しに食器類を収納。
「ナイーフ」の金具で飾り棚を手作りし、ジャムの小瓶に入れた調味料や北欧製トレイなどのキッチングッズをディスプレイ。

雑貨が大好きな奥さまの希望で、LDKを見渡せる対面式キッチンを採用。リビングには、いろいろなショップで買い集めた多国籍の雑貨がセンスよくディスプレイされています。魚のモビールやインドアプランツで、風を感じられる心地いいLDKです。

 

(←)
コスガのテーブル、イギリスアンティークのチェア、
和骨董の椅子とペンダントと
多国籍なインテリアがしっくりなじむ

「洋書のインテリアを参考に、壁一面に棚を造りました」。杉材の質感があたたかく、動物をモチーフにしたインテリアが愛らしい。

硬質なLDKの質感をインドアプランツでやさしい雰囲気に。「風にゆれるシルエットが好きなんです」と「クワズイモ」をディスプレイ

左/神戸のショップ「ブルパンキーノ」で購入した和風のアンティークランプ。リビング全体の雰囲気に溶け込むデザイン
中/「フランステッドモビール」社のオブジェは、魚が泳いでいるように壁に映る。「見ていると眠くなってきます」と癒し効果も抜群
右/チェッカーガラスに惚れ込み、フランスから取り寄せてオリジナルの扉を造作。塗装は植村さんご自身が手がけた

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