イメージなし

週刊住宅情報

2000年 8−30  No.-

「復興まちづくり方分譲住宅」設計コンペで最優秀賞決定!

コープ住宅推進協議会関西支部事務局では、長田東部地区の震災空き地に、地区のイメージを一新し、若年世帯やファミリー世帯が住みたいと思える住宅と住宅地計画の提案を広く募るため、「復興まちづくり型分譲住宅」設計コンペを実施。その結果、169件の応募があり、従来の建売住宅とは違う斬新なアイデアが多数寄せられた。事務局では7月16日に厳正な審査を実施し、最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作4点を選出した。最優秀賞に選ばれたのは、千葉大学森永良丙チーム+キューブの作品。従来の建売住宅が閉鎖的なのに対し、この計画は路地や小広場を取り入れて「仲良く暮らす」コミュニティを重視。 また、一戸ずつ個性的な間取りと外観でありながら、街並みとしての連続性を作り出す工夫がされている点が高く評価された。なお、最優秀賞の計画をもとに、これから入居者を募り、年内には着工、来年夏の完成を目指している。問合せ先は06(6624)2321・担当/岩壷、林。

■close