朝日新聞 2009. 1.30

右京区にコーポラティブハウス 計画から入居までの参加者募集

住む人の好みや暮らし方に合わせて設計、建設する集合住宅「コーポラティブハウス」の計画が、右京区宇多野で進んでいる。間取りや内装を自由に決められ、特別な定期借地権を導入して長く安心して暮らせる工夫も。建築計画から参加する入居者を募集している。

共同住宅の企画・管理などを手がけるキューブ(神戸市)が計画。「環境共生」を掲げ、敷地1400平方メートルに、4棟13戸分の木造テラスハウスを建てる。各戸は2〜3階建てで、86〜100平方メートルほどの住まいを約2400万円から取得できるという。

建ててから60年間は同じ負担で住み続けることができる「スケルトン定期借地権」を採用。生えている樹木も生かし、なるべく環境負荷をかけない住まいを目指す。天宅毅代表は「効率を求める不動産会社主導ではない良さがある。広告費も不要なので、かなり割安になる」と話す。

31日と2月1日の午後2時から、同区の仁和寺御室会館で説明会を開く。申込は同社(0120-669-517)へ。

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