木造のコーポラティブハウス計画進行中
私は現在京都宇多野にできるコーポラティブハウスの建設組合に参加して、家造りをすすめています。まず、建設予定地のすばらしさに惹かれました。世界遺産に指定された古刹、仁和寺があるなど、歴史ある場所であることもそうですが、何よりも、もともとからある土地の起伏や傾斜、敷地内に育っている樹木をできるだけ残したまま、その土地にあわせて家屋を配置しようというコンセプトには大いに賛同しました。
また、この計画は、スケルトン定期借地権方式で木造テラスハウスの集合住宅を建てるというものです。この方法だと、一戸建て住宅のような自由設計の家を、土地を所有しないために手の届きやすい価格で建てられます。また、将来の補修やリフォームに備えた構造で建てるために、家の寿命を長くすることができます。短期間で家の価値がなくなり、壊しては建てるという消耗品のような家の建て方に疑問を抱いていたこともあり、このように環境に負荷を与えない家を建てられるのはいいことだと思っています。
すでに、各家ごとの建築プランについて詳細が話し合われているところです。私たちは研究者夫婦ですので、本が大量にあります。その本を収納し、かつ書斎にもなる図書室のよおうな部屋を作りたいと考えています。息子たち二人の勉強机も含めて、図書室には4つの机が並ぶことでしょう。他の参加者の方たちも、それぞれ魅力的な人たちで、「土間の家」「アトリエのある家」「2つのテラスのある家」など、個性的な家ができそうです。
まだ若干の余裕があります。一緒に家づくりを楽しみたい方、募集しています。