長居公園を南正面に臨む。
本計画地は長居公園を南側に直接面し、大阪市内では稀有な、閑静でかつ緑溢れる環境に位置する。全住戸がこの住環境を享受できるよう、直接公園に対峙する南向きの計画としている。
従前は築40年を越える老朽化木賃住宅が建ち並び、底地を親族で共有し、借地権を有する複数 の上屋を棟単位で一部地主と地主法人が所有するという複雑な所有形態だった。本事業では、立体買換えの特例を用いて複雑な権利関係を分離処分可能な状況に整理し、地主法人の収益性を改善した。
また、大阪市民間老朽住宅立替支援事業、関西で初めてとなる住宅金融公庫初動期資金融資、コーポラティブハウスとして初めてとなる住宅性能保証制度を活用している。